Trail of Memory

錆びた稜線の奥の方から。

【rock】独断と偏見で選出したBestTop5(アルバム)

13〜14上半期の間にリリースされた作品
(但しシングル・EP・それ以前は除く)の中で
「買って本当に良かった」
「自分の音楽に対する姿勢が少し変わった」

という選りすぐりの作品を
完全に個人の嗜好にはなりますが
まとめてみました。是非参考程度にどうぞ。


No.5
ONEOKROCK『人生×僕=』

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この作品は2013年が始まって最初の方、
丁度中学の卒業の前辺りに発売して
卒業式の日に耳にした「the same as」が
忘れられないなど個人的に思い出深い作品です。

「The Beginning」や「Deeper Depper」が
収録されておりここ数年で飛躍的に人気が
急上昇したワンオクの
代表作品と言っても間違いないです。

「Nicheシンドローム」や
「残響リファレンス」の時と比べると
よりシンセであったり
より海外を意識した音作りになっているのが
ハッキリと分かる作品でもあります。

「ONION!!!」や「juvenile」は今までの
ワンオクにはなかった雰囲気が感じられ
疾走感のあるロックにも
更に磨きがかかってます。

またPTPのKさんに対して作ったと言われる
「smiling down」は一つの隠れた 名曲に
なりつつありファンの間ではライブで
歌わないのもそういう理由がだからとか
囁かれてます。奥が深い…。

一番変わったところは「音の厚み」
なのかなぁと思ったりしてます。


No.4
9mm parabellum bullet『Dawning』

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約二年ぶりの待望のアルバムとなったこの作品は
荒吐で「ハートに火をつけて」など実際に
ライブにも参戦していて印象深いです。

自分自身初めて買った9mmのアルバムです。
(それ以前の作品は姉が持ってました)
これぞ日本のロックと言わんばかりの曲や
9mm特有のダサかっこいい感じだったり
9mmの良さがかなり全面的にでています。

「黒い森の旅人」は壮大な音が感じられ
これから9mmのアンセムになること
間違いなしです。映画館で流れたら泣きそう。

また一曲目の「The Lightning」は
曲名の通り一発目からロックしてる!て感じ
滝さんから繰り出される弾丸のようなリフが
心地いいです、たまらん。

「Zero Gravity」では
作詞・作曲はちひろさんが自ら指揮を
とりかなり個性深い曲になってます。笑

他のアーティストには到底真似できない音
9mmが初めての人にも
充分お勧め出来る作品だと思います:)


No.3
Coldrain『The Revelation』

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最近のラウドロックバンドは1stアルバムを
初めとして段々ポップな万人受けの
音楽に落ちていく傾向があるんですが
Coldrainの場合は本当に自分たちの音楽を
一貫としていて昔よりも
確実に更に磨きがかかっています。
激しさも増し、
さらにメロディックになってます。

「THROUGH CLARITY」に続いて
リリースされたこのアルバムは間違いなく
「最高傑作」だと僕は思ってます。

本当に久しぶりに
「こういうのが欲しかった」と思えた作品です。
一時期買ってから数ヶ月は毎日聴いてました。

更に鋭くなったmasatoさんのシャウトや
NYでのTed Jensen氏によるマスタリングにより
洋楽かと疑う程のクオリティーの高さ、
全ての曲がお勧めそのものです。

個人的には「CARRY ON」
「CHASING DREAMES」「NEXT TO YOU」「GIVEN UP ON YOU」がお勧めです。


No.2
the HIATUS『Keeper Of The Flame』

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個人的な好みもあるんですが
今作もHIATUSはやはり凄かったです。
恐らくここ一年で一番リピートしてます。

前作のThe After grow Tourで堀江さんが脱退し
新しく一葉さんがメンバーに加わりました。
細美さん曰くいままで無かったジャンルを
創るべく今作は新たな試みとして
電子音が多く使われていたり、
柏倉さんの予測不可能なドラミングが
今までの常識を覆す作品になっています。

「Trash We'd love」や「ANOMARY」のような
以前のようなパワフルさはあまりありませんが
更に芸術性の高い音楽に磨きがかかっています。

高校生になってからか歳を重ねると
味覚が変わるのと一緒でメロコアよりかは
最近は今のthe HIATUSの音楽に没頭してます。

なんといっても発売前にFM放送で流れた
「Thirst」の反則的なカッコよさ。
鳥肌がブワッて立ったのが今でも覚えてます。

どうやったらこんなメロディーが
思いつくのか、才能に脱帽です。

ポストロックというのでしょうか
今までに聴いたことのない次元の音が
聴けた珠玉のアルバムでした。


No.1
Pay money to my pain『gene』

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PTP史上最高の傑作が見事一番です。
というよりかはこの作品はPTPだけでなく
日本のrockが集結した最高の一枚ですね。

Kさんの計方を聴いてからPTPを聴くようになり
そんな時期にリリースされたこの作品。

初めはどんな風に作られているんだろうと
疑問に思っていましたが本当に
上手く作られていました。

題名のごとくKさんの遺伝子を継ぐべく
沢山のミュージシャンが関わっていて
一曲一曲が名曲だと思います。

FeaturingにCrossfaithのKoieさんとTeruさんや
KYONOさん、Masatoさん、葉月さん、
JESSEさん、Takaさんなど
早々たるメンバーが集結しています。
時代を担うバンドマンの勢ぞろいです。

また昨年の12/30にKさんの一周忌で
開かれた「From here to somewhere」と
合わせてみるとこのアルバムの意味がより一層
意味の深いものだと感じさせられます。

個人的にお勧めなのは「Rain」「Last wine」「Ressurection」「inoccent in a silent room」
「Voice」です。

沢山の人の思いの
詰まった一生モノのアルバムです。

この一枚を聴いて興味が湧いた人は
ベストアルバムの方も是非。




以上2013〜2014上半期の個人的に
厳選したアルバムランキングでした。
他にも何枚か候補があったのですが
今回はこの五枚に絞りました。

来年も沢山のジャンルの音楽聴きます!!
興味の湧いた方は是非チェックしてみて下さい。